ロジカルの上のエモーション

えんゔぃの雑記ブログ!

現実世界と仮想世界

こんばんは。

 

今仕事終わったえんゔぃです。

 

最近は人材不足、要員のレベル不足の中、

低くはないレベルの仕事をこなしつつ、

異動もあり、新規のミッションもこなしつつ

顧客との折衝やら商談やらに追われてます。

 

その他の色々な事を含めても現実世界では

基本的には誰しもが忙しなく過ごしているわけで。

 

だからこそ、仮想世界がこれだけ増えたのかなって思う。

作られた世界はある種、現実とは対の関係であってほしいというような願いなのかなぁと。

 

現実では何もかもが有限であり、

不可能が沢山蔓延る場所。

フラットな環境などなく、生まれた時点で差がついている。

 

日々が退屈で仕方のない世界だから

歩いてればモンスターが出てくるファンタジーな世界が生まれたり、

毎日忙しなく落ち着かない世界だから

まったりと動物達と暮らせる世界が生まれたり、

様々なストレスに塗れた世界だから

鬱憤を晴らせるような殺し合いの世界が生まれたり、

ルールに縛られた世界だから

法を犯すマフィアになれる世界が生まれたり

人が苦手で口下手だから

チヤホヤされる世界が生まれたり。

どこかでそういった背景もあるんじゃないかな、なんて空想をしたりもする。

 

仮想世界はフラットである事が前提だと思っている。

年齢も性別も学歴も国籍も何も問わず、

初期値はフラット。

そこからどうなるかは、その世界での歩き方次第。

 

根本的に対である世界ではあるものの、

中身やらプロセスというのはやはり現実の縮図であることが多い。

必ずしもそうとは限らないけども。

 

今日、それを強く感じる事があった。

とあるカードゲームの話。

そのゲームでのイベントというのはプレイし続けた人、もしくは人達がよりよい恩恵を受けるものとなっている。

この構造は基本的であり、正しいものであるとは思う。

だが、走り続ける、以外に何もない。

この時点でイベントを楽しむ事ができるターゲットは絞られる。

より走る事ができる人。

 

僕が感じた感覚としては

フラットではない。

運動という世界の中で

足のない人が足のある人と同じスタートラインに立ち、競い合う。

勉強という世界の中で

有名大学首席と中卒が同じテストを受ける。

フラットではない。

 

現実世界と仮想世界は極論対の世界。

現実の日常とゲームの中は別物である。

しかし、あくまでゲームというものは現実で作られたものであるから時間軸は同じであり、影響するもの。

 

その中でフラットを作るのは難しいのかもしれないが、無理ではないと思ってる。

 

今回のゲームでいえば、今行われてるイベントはギルド間での対戦。

その予選?は通常のゲームモードであるランクマッチで勝利時に得られるポイントを対象期間中、ギルドに所属するメンバー各々がどれだけ集められるか、その合算値を競う。

というもの。

 

イベント期間で走った距離が結果に直結する。

要は沢山ゲームという世界で活動できる人が優位である。

先述した通り、時間軸は現実と並行しているから走れる距離、走れる時間は個々によって異なる。

それがそのまま結果となってしまうのはフラットじゃない。

 

ではこうしたらどうだろうか。

走った分だけアドバンテージがある。

結果直結ではなく、結果につながりやすいよう優劣を付ける為のもの。

 

この案で考えるならば仕様の変更から必要になるのだけれど、

ギルド間での対戦というイベントをフラットにするには

準備期間という5日間、本戦期間の2日間。

ギルドに1つデッキが配布される。

4種類から選べる形にする。

準備期間に走った分に応じて利用できるカードを増やす事ができる。

本戦では配布されたもの、増やしたものだけを用いデッキを構築。

本戦では勝利者にはポイント付与

ギルドとして勝利した場合には多くのポイント付与

この流れを3回行い、総ポイント数に応じて順位づけ。

 

これなら結果に直結しない分、完全なフラットじゃないにしても

走れない人にも可能性を残せるものになるはず。

 

パッと思いつきだから抜け漏れはあるだろうけど。

 

最近のゲームは殆どのものがSNS的。

誰かと気軽に繋がれる。

一緒に楽しむ事ができる。

様々な垣根を越えて。

 

そしてそもそもゲームというものは遊びの一つであり、楽しいものだという前提がある。

極力不公平という障害を排除し、バランス良く楽しめる世界であるべき。

 

今の世の中だからこそ言えることではあるが

ゲームは無料で楽しめるものが基本。

課金はアドバンテージを取るものであり、

義務ではないし、無課金でも楽しめなければならない。

そういった仮想世界でなければ、衰退し、なくなってしまう。

 

ただし現実世界ではゲーム含めた仮想世界を提供、運営している企業や人がいる。

サービスとして提供するには資金が必要になるからこそオールフラットは無理があり、

アドバンテージという方策で資金繰りが行われなければならないものではある。

 

沢山の反論もあるだろうけど

とりあえず思ったことを書き連ねてみた。

 

ついてこれないでしょ、とかそういう問題じゃない。

盛り上がる云々の話は一部だけ。

全員に共通してるのは各々違った現実世界があり、同じ仮想世界で遊んでいるということだけ。